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「シン・ニホン」の内容を要約

「シン・二ホン」はこれからの未来を担う学生や、今の日本の状況に漠然とした不安を感じている人、
日本の第一線で動く人が何を考えているのか知りたい方にお勧めの本です。

学生は、希望や目標を明確にする一助に、
不安を感じている人には、問題整理や、現状の不安が払拭できるかもしれない一冊です。
何より、漠然とした不安の言語化が出来ることが何よりの効用です。

そして、全読者に与えられる大きなベネフィットとして、
日本の第一線で動く人の考えを知ることができます。
これは、「日本で必ず起こる未来の出来事」を知ることに他なりません。

未来をある程度予測して、行動していくこと、
これは、どんなことにも通じるような成功要素の一つです。

これだけでも、「シン・ニホン」には読む大きな価値があると言えます。

ここまででも、もし興味を持たれた方は、是非、この本を読んでみてください。

また今回、この本の要約等をしてみますので、
そちらを見てから、興味が沸いた方も是非、一度読んでみて欲しいです。

「人は人と本からしか学べない」
これは僕の大好きな言葉です。

「活字が苦手だ」という方には、こちらの講義動画もお勧めです。
http://gc.sfc.keio.ac.jp/cgi/class/class_top.cgi?2019_41574+e
これは、安宅さんのSFCでの講義動画になります。
安宅さんの人となりを知りたい方や、データサイエンスに興味のある方にはお勧めです。

他にも、安宅さんは、TEDトークやYoutube、NEWS PICKS などにも動画があるので、
気になる方はどうぞ。
ただし、動画で見ること、考えながら読むことは、大きな違いがあるので、
その部分はお気を付けください。

それでは、以下、簡単な要約やあらすじなどをまとめさせていただきます。

「この国はスクラップ&ビルドでのし上がってきた。今度も立ち上がれる」
本書は、シン・ゴジラという映画から影響を受け題名が決められています。

それにも関わらず、シン・ゴジラの要素は、本書内でほぼ見られません。
唯一見られるのは、映画内で発せられるセリフで、
「この国はスクラップ&ビルドでのし上がってきた。今度も立ち上がれる」のみです。
題名にまで影響を与える作品、そしてその中で唯一引用される言葉。
正直、要約はこれだけでもいいのではないかと思います。

安宅さんが伝えたいのは、日本は、何度も何度も立ち上がってきた事実。
今が、ダメでも、これから先が日本にはあるということだと僕は思います。

ただ、これだけだと味気もないので、踏み込んでもう少し書いていきます。

少子高齢化や年金問題、一極集中による地方の衰退。
昨今、よく耳にするようになったAI、IoT、ビックデータなどの言葉。
市場価値、グローバル化、年功序列…これらの言葉を聞いて、焦りを感じる人は多いのではないでしょうか?
私自身、漠然とした焦りがあります。

そう、日本は今、世界の最先端から遅れてしまっている現状が間違いなく存在しています。
だからこそ、無意識に「焦り」が出来てしまうのです。
少なくとも、日本が今、最高の状態で、世界でも最高峰の国であると、心から感じることができている人はほぼいないでしょう。

本書では、これが日本の現状であることをまず認めます。
日本の競争力は確実に落ちており、先端技術の活用に関しては、もはや後進国になってしまっている。

本書の中で、この状況を端的に表している言葉は、著者が米国の友人に言われた
「日本は現在、G7で初めて引退した国になった」という言葉です。
諸外国から日本への印象は、何といえども、昔ほどではないのです。

この状況を知ると、目を背けたくなり、日本に未来などないのではないかと思うかもしれません。
しかし、日本は、このような状況を何度も経験し覆してきた国なのです。
産業革命時、日本は最初の0→1の段階に遅れることはあっても1→100においては、とてつもない力を発揮しました。
そして「JAPAN as NO.1」と呼ばれるまでになったのです。

著者が、「この国はスクラップ&ビルドでのし上がってきた。今度も立ち上がれる」
この言葉に込めた思いは正に上記の事実だと言えます。

その上で、「私達はどのようにすれば、今の子どもたちやその子どもたち。また50年後、そして100年後に対してよりまともな未来を残すことができるのか。」この問いかけに対して本書は、現行の課題整理、未来を創る方法、そして著者の施策が示されます。

過去や現況を嘆くのではなく、より良い未来に向けて今できることをする。本書は、日本国において、そのために今何ができ、何が行われているのか、事実と仮説を混ぜながら日本国における第一人者の考えを学ぶことができる一冊です。

「シン・ニホン」のあらすじ

第1章 データ×AIが人類を再び解き放つ-時代の全体観と変化の本質
第1章では、基本的な時代の全体観、考えの糸口を知ることができる。以後の章において、前提になるような章になるので、読み飛ばすことはお勧めしない。ビジネスに限らず、これからの時代を考えるには、非常に有意義な情報を与えてくれる章になっている。

第2章 「第二の黒船」にどう挑むか-日本の現状と勝ち筋
第2章では、現状の日本の問題がGDPや論文数などの数値を用いながら述べられる。山積みの問題ではあるが、産業革命時の日本の過去を例にとりながら、日本の可能性について最も実感できる章が第2章である。

第3章 求められる人材とスキル
第3章では、既にできた社会を回す人と未来をゼロから生み出す人の違いが述べられる。所謂、異人が今後の社会では重要になる。中でも若者の重要性は大きい。更に、物事を「知っていること」「理解できること」「扱えること」について、大きな違いがあることをこの章で認識することが可能である。また、著者が大事と考えるデータサイエンス力、データエンジニアリング力、ビジネス力この3つのスキルについて理解を深めることができる章が第3章である。

第4章 「未来を創る人」をどう育てるか
以降の章は、より具体性が増した内容に踏みこんでいく。4章では、「教育」に関して詳しくフォーカスしていく。教育関係の方であれば一度は目を通す価値のある章になっている。特に、何をするにも小さい内に実感させるか否かで、その後に大きな影響が出るのは間違いがない。

第5章 未来に賭けられる国に-リソース配分を変える
第5章では、日本のPhDの現況が主なテーマになる。そのため、提案内容に関しては、「自分が取り組めない領域」だと考える方も多いかもしれない。しかし、知っていることと知らないことでは大きな差が存在する。特に、若者への投資ではなく、高齢の方々への保障が中心になってしまっている今の社会状況は本当に最適なのかどうか。この点を考えるための章が第5章である。

第6章 残すに値する未来
第6章は、環境問題について触れながら、今後の未来について考える章になる。特に、「風の谷」の構想は、日本の第一線の方々の考え方を知ることができる。想像力を持ち、未来を考える章が第6章である。

「シン・ニホン」を読んでみた感想

「日本が面白くなるのは、これからである。」この本を通して、著者が伝えたかったのは、この言葉で表されるのではないかなと思います。

正直、暗いニュースが多く目につき、日本に対して漠然とした不安を持たれている方は非常に多いと思います。実際、私もその一人です。

しかし、過去や現状を嘆くことは今、必要なことでは全くなく、これから先をどうしていくのか、今、あなたがどうしたいのか。

変わりたいなら今から変わるしかない。

この本は、そのことを教えてくれたと思います。

「時間は有限です。」
何をしてもどうしても、これからの時代の主役は若者です。
私は、世間一般で言えば、まだまだ若いはずなので、もっといろんなことに挑戦して
もっといろんな価値を創れるようになりたい、もっと時間を大切に足掻き続けたい。

この本から改めて感じることができました。
本は、やっぱり凄い力を持っているなぁ…と思います。

最後に、今回初めて、このような形で感想を執筆させていただきました。
この文章が、多くの方に届いて、何かのプラスになっていると幸いです。
もっといい文章が創れるように頑張ります!

最後まで、お読みいただきありがとうございました!

「シン・ニホン」のレビュー・評価

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